2012年2月12日 (日)

アトピーの原因を突き止める

アトピーの原因や誘因を見つけ出すことは決して簡単ではありません。
アトピーは先天性過敏症で、アトピー体質の人に生じる湿疹をアトピー性皮膚炎と呼んでいます。
atopy(アトピー)という言葉は「奇妙なこと」「異常」を意味するギリシャ語の「atopos(アトポス)」に由来しています。

アトピー性皮膚炎にはアレルギーが関係していますが、一般的なアレルギー疾患とは発症の仕方が異なります。
アレルギー反応にはその発症の仕方によって1から4までの型があり、一般的にアレルギーという言葉を使う場合は、1型反応のことを意味しています。
1型反応は即時型と呼ばれている反応で、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が体内に入ってきてから15分~30分以内程度で発症し、気管支喘息や鼻炎などを引き起こしたり、体に蕁麻疹の様な症状が出たりします。
血液検査をすると、1型のアレルギー反応では血中の抗体の一種であるIgE(免疫グロブリンE)が多くなっているので、どの物質に対してIgE抗体が多くなっているかをひとつひとつ調べていくことで、アレルギーの原因や誘引を特定することができます。
しかしアトピーには即時型である1型だけでなく、遅延型と呼ばれる4型やその他の型の反応も関係していて、ただIgE抗体を調べるだけでは原因を特定することができません。そのためアトピーでは、血液検査をするだけではその原因を突き止めることが難しいのです。

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